USBハードディスクへのインストール Ubuntu編  2015年12月1日   くまさんホームページ一覧
USBハードディスクにUbuntuがインストールできます。   
しかしながら新品では大容量のものしか販売されておりません。もちろん新品のUSBハードディスクにこしたことはありません。   
中古内蔵ハードディスクを専用ケースに入れて使う方法もあるのです。私は数十個利用してきましたが、壊れた経験は一度もありません。   
中古内蔵ハードディスクは「HARD OFF」などで低価格で購入できます。(60GBで1,500円程度)      
2.5インチの場合は高速のSATA仕様を必ず購入してください。(IDE仕様でも可能ですが超低速ですので避けたがいいと思います)      
専用ケースは「パソコン工房」などで購入できます。(1,000~2,000円程度)   
SATA用ケースは USB 2.0 仕様と USB 3.0 仕様から選択できます。使用するパソコン仕様に合わせてください。
ISOからLive-DVDまたは起動USBメモリを作成して起動します。以下は「Try (お試し)」での処理の解説です。   
インストールは慎重におこなってください。内蔵ハードディスクのOSを壊してしまうこともありえますのでご注意ください。
最初に Gparted でUSBハードディスクをフォーマットします。   
下は全てをUbuntuで使用する例です。容量次第では先頭にWindowsで使う領域を確保してもいいです。
ただ、Swap領域のサイズについては意見が分かれるところです。この例ではメモリ分確保しています。
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「Ubuntuのインストール」アプリでインストールを開始します。
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ここでは「それ以外」を必ず選択してください。 
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インストールするパーティションを下のように変更ボタンから変更してください。 
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ブートローダをインストールするデバイスは、USBハードディスクそのものを指定してください。(これが最重要ポイントです!失敗しないでくださいね!)   
下の例ではUSBハードディクスのドライブが sdc ですので /dev/sdc そのものを指定します。/dev/sdc1 や /dev/sdc2 ではありません。
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これでインストールを開始してください。
(ご注意) パソコンのbiosがUSB媒体から起動できる設定かを事前に確認してください。
インストールが完了したら再起動してUSBハードディスクからUbuntuを起動します。   
(USB媒体から起動できない場合の対処URL) http://www.kirala21.com/veg/manual/gppro/cur/abstract/bios.html
USBハードディスクにインストールしても処理速度がね・・・・・とお思いの方、一度試してください。    
さらに USB 3.0 で起動できる環境ならまったく遅くありません。
Kumasan   熊本市 Kouji Tanaka (kumasan1949)  1949年生まれの若輩者