Linux Mint 17.3 起動USBメモリ作成 ( 変更データ保存領域あり ) Linux Mint 17.3 は 2019 年までサポートの LTS です。 くまさんホームページ一覧 ←クリックで拡大表示 USBメモリでLinuxMintを運用すればパソコン本体のハードディスクに一切影響を与えずにLinuxMintが使えます。 (別の使い方@) アプリのインストールや実行がうまくできるかのテストです。通常インストール環境では怖いことでも気楽にできます。 (別の使い方A) LinuxMintインストール用USBメモリ作成!(ISOをDVD媒体に焼かずに済みます) (この場合、データ保存領域は不要) ここで作成したものは他のパソコンへもっていっても運用できます。(ただし、CPU能力、グラフィック能力しだいでは使用に耐えない場合があります) <媒体>USB3.0仕様USBメモリ(4GB以上) USB2.0仕様のUSBメモリでも作成できますが超低速で使いものになりません。 USB3.0仕様のUSBメモリではUSB2.0に差しても処理メカニズムが高速化されているので高速アクセスできます。 USB3.0仕様のUSBメモリでも製品間で速度差が極端にあります。低価格帯のUSBメモリでお勧めする高速USBメモリは PQI です。(すでに入手困難かもしれませんが・・・) USBメモリは短期間で寿命が来て書き込みできなくなるとの誤解がありますが、50万回・100万回レベルでの話であり十分利用できます。 USBハードディスクへは通常のインストールをお勧めします。(USBメモリでも高速版なら可能です) → 要注意項目があります!ここを参照ください このページの端末(Terminal)でのコマンドはコピー&ペーストで処理すれば、コマンドを手入力する必要は一切ありません。 Kumasan 熊本市 Kouji Tanaka (kumasan1949) (ページ更新) 2015年12月6日 Linux Mint 17.3 Rosa 日本語化の解説ページはここです 下は くまさんISO のページです。ほぼ最新のアップデートを済ませたISOを提供しています。すべて32bit版・64bit版両方ともあります。 Linux Mint 17.3 非公式日本語 ISO ダウンロードサイト Ubuntu フレーバー 14.04.4 LTS ( Ubuntu / Lubuntu / Xubuntu ) 非公式日本語 ISO ダウンロードサイト ubuntuMATE 14.04.2 非公式日本語 ISO ダウンロードサイト その他の非公式アップデート済み日本語 ISO ダウンロードサイト (LinuxMint以外の起動USBメモリ作成解説) Ubuntu 14.04 【 起動USBメモリ作成解説はここからです 】 最初に くまさんISOのページ または 日本のサーバー または Linux Mint Com から作成したいISOファイルをダウンロードしてください。 上記 くまさんISO は日本語化済み、さらにアップデート済みISOです。なお、Defaultの日本語入力システムは Fcitx です。 作成ツールとして、Windows と LinuxMint どちらでも使える UNetbootin を使います。UNetbootinで作成すればDefaultがデスクトップ起動で便利です。 ちなみに、「Universal USB Installer」や「USBイメージライター」等の他のツールではLiveDVDと同様の起動です。 USBメモリのフォーマット形式はFAT32です。 さらにWindowsではアロケー ションユニットサイズが指定できますので大きくしたほうが高速です。 *インストール専用に作成する場合は以下のデータ保存領域は絶対設定しないでください。 デー タ保存領域は差異データ (変更データやデータファイル) が書き込まれる領域です。必ず設定してください。(ただし、4GB以上には設定できません) 2GB以上設定してください。(くまさんISOなら 500MB 以上) さらにセッションを追加される場合はプラス設定が必要です。 今後アップグレード ( upgrade / dist-upgrade ) をされる場合はさらに必要です。 (これは、ISOは事前にダウンロードしたものを使用、データ保存領域は2048MBの例) くまさんISOの場合はこれだけで完了です! データ保存領域の標準フォーマット形式は ext2 です。ext4 形式で作成すれば比較にならないぐらい高速です。下方の(追記1)をご参照ください。 作成したらUSBメモリからパソコンを起動 パソコンのbiosがUSB媒体から起動できる設定か確認して起動してください。 (起動できない場合の対処URL) http://www.kirala21.com/veg/manual/gppro/cur/abstract/bios.html くまさんISO以外は最初に日本語化が必要です。日本語化の解説ページはここクリックです 64bit版のみですが以下の処理が必要です。(この処理をしないと端末での apt-get を使った処理がうまくいきません) システム管理 → ソフトウェアソース → 追加リポジトリ → 「CD-ROM」のチェックを解除 最新にアップデートしたい場合の処理 (任意) 端末(Terminal)で sudo apt-get update sudo apt-get dist-upgrade カーネルのアップデート (任意) (アップデート可能なカーネルを案内してくれます) アップデートマネージャー → 表示 → Linuxカーネル → Linuxアップデートマネージャー 完全削除はショートカットキーで・・・・・ Shift + Delete (.trash =ごみ箱に入らない削除です) Linux Mint の優れている点の一つに、テーマやアイコンの追加はインストール処理は一切いらないことがあげられます。 「ホーム」に「.themes」フォルダや「.icons」 フォルダを作って入れます。(隠しファイルを表示する設定に変えて作成) 例 ( Best-Of-Mac ) テーマやアイコンはここでダウンロードできます ここで作成したものとインストール版との違いは以下の通りです。 (利点)パスワードが何をする時でも一切いりません。 (注意点) upgrade や dist-upgrade 処理は casper-rw を大量消費しますのでご注意。 起動USBメモリがタイムアウトなしで Default 起動できるようにするには 標準のタイムアウトは10秒ですが0秒に変更します。 USBメモリの syslinux.cfg ファイルの書き換え。timeout 100 を timeout 1 に変更。 データファイルの管理について (簡単に初期化できてしまうUSBメモリですのでデータファイルの管理にはご注意ください) (方法@) データファイルの場所はホームのドキュメントフォルダーなどに限定して、定期的にハードディスクや他の媒体にコピーする。 (方法A) データファイルはハードディスクや他の媒体に保存する。 (方法B) casper-rw ファイルを定期的にハードディスクや他の媒体にコピーする。(Windowsまたは他のLinuxを起動して) <おわり> (追記1)データ保存領域 casper-rw は高速の ext4 フォーマットで作成できます。 Live DVD など別手段でLinuxMintやUbuntuを起動して、目的のUSB媒体をセットすれば ext4 フォーマットで作成できます。 (FAT32上には最大4GBまでしか作成できません) 最初に、今ある casper-rw は削除してください。 作成の例として、USBメモリの場所が /media 、USBメモリのラベル名が usb1 として解説します。( ラベル名を付けておいた方が楽です ) dd if=/dev/zero of=/media/usb1/casper-rw bs=1M count=2048 *サイズ 2048MB の場合です。 mkfs.ext4 -F /media/usb1/casper-rw *ext4でフォーマットします。 作成したあとでもサイズは拡張できます。以下は 1024MB 大きくする場合の解説です。 dd if=/dev/zero bs=1M count=1024 >> /media/usb1/casper-rw e2fsck -f /media/usb1/casper-rw resize2fs /media/usb1/casper-rw 私はこんな人です! 本職は一匹オオカミで学校給食管理ソフト(私がMicrosoftの言語で開発したもの)の開発・販売・サポートをやっております。 当然Windowsはすべてマスターしています。でなければ仕事になりませんよね!でも費用が莫大にかかります。 疑問が生じました。OSは基本ソフトですからWindowsもLinuxも無償か有償でも数千円であるべきだと思います。 現時点では私の開発したソフトはMicrosoftの言語で開発したものですのでWineを使ってもLinuxでは絶対に動きません。 Linux上でも動くようになる時代を年齢からして私は見ることはできないと思います。 でもいつかWindowsとLinuxのアプリが問題なく双方で垣根なく動かせる日が来るのを信じています。 そのためにはLinuxの普及が絶対条件です。それで頑張っているのです。でもみんなから変人扱いされています。 |